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  • 学園創立者の肖像画が島根県立美術館で展示されています

    2026.04.04

現在、島根県立美術館(松江市)において、企画展「島根から世界へ—生誕150年石橋和訓展」が開催されています。

石橋和訓(1876~1928)は現在の島根県出雲市出身の画家で、明治時代にイギリスに渡り、英国ロイヤル・アカデミー(RA)に日本人として初めて入学を果たし、当地でヨーロッパの洗練された油彩技法を身につけます。帰国後には「石橋和訓氏肖像画会」が組織され、政財界要人の肖像画を多数制作し、晩年には明治神宮壁画の制作を依頼されるほどでした(急逝のため実現せず)。

この石橋の作品の一つに澤柳政太郎の肖像画があります。企画展への出品の経緯については既報の通りですが、さる3月6日(金)に開催された開会式には、教育研究所より岩田一正所長以下、所員1名、職員2名が参加しました。

一般公開に先立つ内覧会では、企画展の学術協力者である林みちこ氏(筑波大学准教授)より詳細な展示解説がなされ、澤柳の肖像画については、石橋の肖像画の像主には教育者が一定数存在すること、政太郎の五男が、美術史家として有名な澤柳大五郎であることなどの説明をして下さいました。

会場には、大隈重信、徳富蘇峰、犬養毅、後藤新平、渋沢栄一、若槻礼次郎など、政財界の名だたる人物と共に、澤柳の肖像画が展示されており、当時の教育界における学園創立者の位置づけを改めて実感することができます。

この企画展は、同美術館で6月8日(月)まで開催されています。
機会ありましたら、会場に足をお運び下さい。

※この企画展の詳細は、以下の同美術館HPを参照願います。
https://www.shimane-art-museum.jp/

※本展のチラシは歴史記念館、教育研究所に置いてあります。また図録は、教育研究所で閲覧することができます。

  • 島根県立美術館
    島根県立美術館

  • 夕日につつまれる湖畔の美術館として有名
    夕日につつまれる湖畔の美術館として有名

  • 会場入口に飾られた大きなタペストリー(石橋の代表作「美人読詩」)
    会場入口に飾られた大きなタペストリー(石橋の代表作「美人読詩」)

  • 出品している澤柳肖像画(廣瀬久哉氏撮影)
    出品している澤柳肖像画(廣瀬久哉氏撮影)